第33回 第二部「輸入衣類のカビ問題対策」

≪アズマ 縫製研究室 メールマガジン 第33号 第二部≫

日本の衣類海外生産(輸入)比率が97%を超えました。
そのなかで中国から東南アジアへシフトの動きがあります。
今、東南アジア製品ではどのような問題があるのか、検品業者さんに問い合わせをしてみました。
縫製ミス・サイズ違い・生地不良等は日本での縫製品でも有り得ます。
しかし衣服製品にカビ発生不良が東南アジア製にある特徴のようです。
今回のメールマガジンでは、カビ問題について考えてみました。

検品状況
第三者検品が主流となっています。
各検品業者は出荷側の工場・受け側の日本倉庫に
出張し製品の不都合検査を行っています。

(写真:ベトナム検品業さんの検品風景)

検品業者への聞き取り内容
1)東南アジアからの製品輸入後の検品で発生している問題点
縫製不良、汚れ等問題は多々ありますが、日本側から懸念されることは虫の混入、カビの発生などです。他地域含め上記の問題はよく聞かれています。

2)上記の問題点の対処方法
虫混入については、工場内に多数見られる場合、日本の客先に連絡し工場への指導をしています。
検品後の良品は留め置かず、包装、梱包を迅速に行い、作業途中のカートンはふたを閉め混入を防ぎます。
カビについては、検品時に湿気等の異常があれば一旦止め、乾燥状態を確認します。
また、プレス修正後の商品は、寸法の問題もあり一定時間をおいてからの再検をしています。

3) カビの発生を未然に防ぐ為に現地工場への依頼・指導等
日本の客先から指摘される、工場での透明ビニールでの仕切りや窓の開閉禁止などによる虫よけ、入り込みのカビ対策としては、製品乾燥のためのドライルームの設置、プレス方法の個別指導などにより、湿気除去の徹底(客先要請により)指導しています。

4) その他
検品する側からの要請では工場はほぼ動かず、日本の客先からの要請があって初めて動くので異常があればこまめに連絡、報告が必要となっています。

カビ発生を防ぐ為の効果の有る商品のご案内

 

〈商品名〉
防カビ剤
ケアモールドパック
(Care Mold Pak)

 

特徴・性能
ケアモールドパックは植物由来成分を特殊な製法で粉末化し、小袋に充填した気化性防カビ剤でカビ・細菌・酵母に対して効果を発揮します。
気化率非常に微量で、長期に亘り効果が持続し、防カビ剤を添加出来ない商品の保存に適します。
また、乾燥剤と異なり、黒麹カビのような乾性カビに対しても効果を発揮し、付着した菌の生育を防止するとともに、周辺に浮遊する菌に対しても有効に作用します。

用途
皮革製品  靴・鞄・その他皮革製品
木材製品  竹製品・銘木合板・麦わら製品・木製民芸品
繊維製品  ニット製品・シャツ・その他アパレル製品

試験
試験菌:黒麹カビ
試験方法:約107個に調製した上記胞子懸濁液30uLを減菌済みろ紙(直径8mm)に滴下した。
このろ紙をポテトデキストロース寒天培地に密着貼り付けし、5.5Lの容器の中に入れた。
試験試料を寒天培地と直接接触しないように容器に設置し、ふたを閉めて密閉した状態で25℃・7日間培養した。
培養後、ろ紙周辺に生じたカビの生育幅を測定した。

試験結果 (培養7日後) 試料名      生育幅(mm)   試料名      生育幅(mm)
ケアモールドパック    0     ブランク        23.3
※ろ紙上にもカビの生育は
 認められなかった。

【化学組成】
シリカ・植物抽出物・香料

【規格】
品種 CM0.7
標準重量 0.7g
入数 4,800個/ケース(400個入り×12袋)
製品寸法 40mm×40mm

 

特徴その2
同等の効果を謳う商品はございますがケアモールドパックの利点は、
・臭いをやわらげる香料を使用しております。
 他社品では刺激臭とも言える鼻を衝く臭いがありますがケアモールドパックは、それを抑える香料を使用し、僅かなやわらかい臭い程度に抑える事が実現しています。
 他社品にて臭いが気になっている方にお勧めの一品です。
・製品パックは空気の通り易い加工がされた不織布を使用しています。
 防カビ剤自体に効果が有ってもそれを包み込む不織布の密度が高ければ効果を発揮できません。
 適度に空気の通りがあり、防カビ剤が漏れ出ない選ばれた不織布を使用する事により効果が最大限に発揮出来る構造となっています。
・化学成分は使用されておりません。
 自然界に存在するシリカと植物抽出物が原材料です。
 この為、製品に与えるダメージの前例はございません。

弊社で上記防カビ剤のケアモールドパックを現地で販売し好評を得ております。

中国・ベトナムでの商品説明やお買い求めはこちらへお問い合わせください。

上海
阿絲馬國際貿易(上海)有限公司 上海市長寧区延安西路2633号
美麗華商務中心 3階 A-304 (86) 021-6270-6748
日本人スタッフ 総経理 谷藤和彦

ベトナム・ハノイ
AZUMA VIETNAM INVESTMENT AND TRADING CO.,LTD. 12th Floor.DC Building.
No.144 Doi Can Str.,Doi Can Wa.,Ba Dinh Dist.Hanoi
日本人スタッフ 現地法人社長 大橋正幸
現地スタッフ(日本語、ベトナム語可) DAO DUY ANH

内容につきまして質問、ご意見等ございましたら、弊社担当者または返信にてお気軽にお問い合わせください。

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アズマ株式会社 縫製研究室
鵜木 隆嘉
Tel 03-3861-7103
URL: http://www.azuma-jpn.com

 

第33回 第一部「木材(製材業)の縫製」

資源の有効活用 円筒LVLの将来性レポート
≪アズマ 縫製研究室 メールマガジン 第33号 第一部≫

今回は、株式会社渡辺事業所様(以下渡辺事業所様)の木材の縫製加工の取り組みを取材して参りました。

渡辺事業所様は、天然秋田杉や神代杉を中心とした木材の製造加工を生業としています。
同社所在地は、秋田県能代市。
能代市は東京駅から新幹線で5時間弱(秋田駅まで約4時間弱、 秋田から能代まで約1時間)にあります。
能代市は人口約5万2千人、世界遺産白神山地を望み、能代工業高校はバスケットボール全国大会58回の優勝を果たし、バスケの街づくりを推進しています。
明治期には、秋田木材株式会社が東洋一の規模を誇り木都能代の名が知れわたりました。
渡辺事業所様は昭和30年に創業し木都の一角をしめました。今新たに力をいれているのが、円筒LVL(Laminated Veneer Lumber)です。

円筒LVLは、木材をスリットして板状にしたものを、ミシンで縫って長い巻物にします。


円筒LVLは、縫われた長い板を、
スパイラルワインディング法で
円筒に巻き付け、
直径が大きなものから細いものまで
自由設計ができる強度のある
円筒を作り出すことができます

円筒LVLの開発は、秋田県立大学木材高度加工研究所(木高研)が約20年前に開発し、渡辺事業所様に技術移転され、厳しい品質基準を設け、自在に加工する技術を同社が育て上げ、現在に至っています。

円筒LVLの実績、使用例

円筒LVLは、中空ながらも従来の柱材と同等の弾性率と強度を誇るため、資源の有効活用として注目をあびています。
中空であることから、配線などの工程短縮にもつながっています。

スパイラルワインディング法は、紙管をつくるときに用いられている技法です。
円筒LVLは一層ごとに巻き進む方向を変えているので、単板の繊維方向が交錯し、中空ながら粘り強く、従来の柱材と同等の弾性率と強度を持っています。

衣類(布地)にスパイラルワインディング法を応用したらどうなるでしょうか?
同じ厚み(重さ)でも強度があるものができないか想像しています。

板を縫うことを応用し、板で 袋物・バッグ も作っていました。

衣服の供給から、それを発展展開させるライフスタイル全般への提案が昨今広まっています。渡辺事業所様のとりくみが活かせないものだろうかと思考しています。

一方で、弊社ではミシン糸を使わない衣服の組み立て研究に参加していますが、逆の展開として、ミシンで縫う対象のものを布や革にとどまらない可能性を、渡辺事業所様や木高研から教えて頂いております。
今後もいろいろな方から知識を学習し、知恵に変えて皆さまへ提案して参ります。

内容につきまして質問、ご意見等ございましたら、弊社担当者または返信にてお気軽にお問い合わせください。

取材協力 :株式会社 渡辺事業所 渡辺 恒様
所在地  :秋田県能代市河戸川

末尾になりましたが、ご多用のところ貴重なお時間とご教授くださいました渡辺事業所渡辺恒様へへ深謝申し上げます。

メール配信停止をご希望の方は、お手数をおかけいたしますが、返信くださいますようお願い申し上げます。

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第32回 第二部「光る副資材」カジュアル・アパレルとアウトドア・スポーツのフュージョン

≪アズマ 縫製研究室 メールマガジン 第32号≫

ファッション業界の傾向が”スポーツテイスト”のものを取り入れるようになってきました。スポーツテイスト、それは外で活発に動きやすいもの、雨・風、汗などに備えたもの、自分の存在がわかるもの、このようなものが求められ、作業着関連の店舗でファッション、タウンユースとしても購入するケースが増えています。

そこで今回はその中で自分の存在が分かるもの、”シンボル”として主張できる副資材「光るもの」にスポットをあててみました。

光を反射する材料を練り込んだ糸と合わせたミシン糸です。
使用アイテム例 一般アパレル、靴、鞄、スポーツ衣料等、幅広くご使用いただけます。上の写真はフラッシュを焚かずに撮影したもので、下の写真は暗いところでフラッシュを焚いて撮影したものです。とてもインパクトがあります。

2) 蓄光糸

【特徴】 光源が無くても光ります。
紫外線を吸収して発光するため、事前に光源に当てることは必要です。
※LEDの下では光を吸収しません。

時間が経過すると光らなくなります。
時と所・場合で存在を変化させます。
デザインが自由に描けます。

【用途例】ナイト・ウォーキング、 キャンプ、
登山・トレッキング、 犬など散歩
フィッシング、ツーリング、ダンシング
Tシャツなどのワンポイント

3) 蓄光ボタン ≪新商品≫

新商品の蓄光ボタンになります。
蓄光糸同様に、蓄えた光を徐々に放出する事で光ります。

こちらの商品は、受注生産品にはなりますが様々な形や大きさで製作する事が可能になります。釦付け用ミシンで縫製可能となります。
釦の形状や、縫製を行う生地等により、縫製方法や使用するミシン糸も変わりますのでお問い合わせください。

4) 光るテープ

LEDユニットと特殊な光ファイバーを織り込んだテープになります。

スポーツウェアや、バッグ、作業着といった夜間、早朝に使用する事が多いアイテムにおすすめです。
モジュール部分を取り外す事で、洗濯可能です。
通常のテープ同様、縫製可能です。
縫製方法や使用されるミシン糸についてはご相談下さい。

5) UV糸 7色セット(刺繍糸)

紫外線をあてる事で、糸の色目が変わります。

紫外線が当たると下の写真のように糸カラーが変化します。
アルファベットを刺繍したTシャツは室内では白い文字、外に出れば紫外線が当たり色が変化します。一つの絵柄に7色の糸を使えばもっと面白いかもしれません。
UV糸 刺繍例(上の写真が赤外線を当てる前、下の写真が赤外線を当てた後になります)
アメリカ製になります。

6) 再帰反射テープ

再帰反射を使用したテープです。
織テープ、パイピングテープ、コードなど様々なテープの種類がございます。
スポーツウェアや作業着等、安全性、視認効果を高めるアイテムに最適です。

以上、光る副資材特集になります。
ご紹介した商品のご紹介、ご用命については最寄りの弊社営業担当または本メールへの返信やお電話でお気軽にお問い合わせください。
メール配信停止をご希望の方は、お手数をおかけいたしますが、返信くださいますようお願い申し上げます。

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第32回 第一部 縫製工場様の生産性改善レポート「ミドリ久慈衣料様ートヨタ生産システム活用術」

≪アズマ 縫製研究室 メールマガジン 第32号≫

今回は、ミドリ久慈衣料株式会社様(以下ミドリ久慈様)の生産性向上の取り組み トヨタ生産システム(TSS)の活用術を取材して参りました。

ミドリ安全様は高品質なオフィス及びユニフォーム業界のシェアNo.1で、近年毎年10%成長を成し遂げています。
ミドリ久慈様は、そのミドリ安全グループ様の衣服縫製部門です。
岩手県久慈市が所在地になります。

 

 

 

 

 

 

 

久慈市は東京駅から新幹線で4時間弱(二戸駅まで約2時間40分、二戸からバスで1時間)
久慈市は人口4万4千人強です。従業員72名の雇用です。
久慈市を含む北いわては、日本でも有数の縫製業の集積地です。

ミドリ久慈様は北いわてアパレル産業振興会に所属し、次世代を担う人材育成に向けた様々な取り組みを行っています。
(ファッションショーの開催、北いわて仕立て屋女子会など)

北いわてアパレル産業振興会ホームページ

【企業データ】
ミドリ久慈衣料株式会社
代表者:取締役社長 川代利幸
資本金:10,000千円
創業 :昭和60年(1985年)4月
従業員数:全72名(内 ベトナム研修生7名)
※2019年1月30日現在の情報
 トヨタ・ソーイング・マネジメントシステム(TSS)を創業当初から導入

ユニフォーム・カジュアルウエア生産状況
工程数    40~50工程
一品種ロット 22枚平均
日産     250~300枚/4ライン(1日10~15品種)
4ライン編成
(内訳 縫直:42名、裁断:7名、準備(芯貼等):7名、生産管理:9名、他:6名)
丸縫い(服一着を作れる)できる方は、30人以上(半分以上)10ヶ月で丸縫いができるように教育しています。
一人で1品番、3~5工程を掛け持ちしています。

主な設備
フルデジタル本縫いミシン JUKI DDL-9000C を 48台導入しています。
カン止めミシン、インターロックミシン、延反機、刺しゅう機、CAD、CAM他

同社では、メーカーや国外工場用のサンプル品の製造も数多くこなし、海外工場のマザー工場的な役割も担っています。

日々改善をしている。とにかくやってみる。そして業界No.1 毎年10%成長。そのようなミドリ久慈様のことを私は東京で聞いておりました。
具体的にどうしているのか、その神髄はなんなのか勉強させて頂きたく、岩手・久慈へ飛びお邪魔いたしました。
ご案内をミドリ久慈/川代社長からして頂きました。
レイアウト、道具、人の動き、見るたびに随所で”工夫”が感じられ、活きいきとしたエネルギーが伝わってきました。


技能者(単に作業をしているのではなく考えて仕事をしている方を技能者と呼びます)一人が毎月2点の改善案を提出しています。
印画像の提案書がそれです。

現場の声 改善提案書が的確に書かれていました。
問題の本質を追及され因果関係を主語述語でわかりやすく表現してありました。
このように現場から日常で問題解決を出されているところが現場力かと痛感いたしました。
その習わしが新入社員が毎年入っているなかで伝わっておりました。
提案内容に、「そうかなぁ?」と少し疑問に思うところがあるものもあるとのことですが、多少の疑問は目をつぶって、まずは実行しているとのことです。
毎月一人2件の改善が提案されています。
ここにも工夫があり、提案を全員が出す雰囲気を作っています。提案を出さなければならないようなシステムにしていました。
個々の問題とせずに、”システムが悪い”としてチームで改善をしています。

ベトナムにある自社工場から1年、久慈で研修を行って帰ります。
ベトナムに帰国した時に丸縫いができ、改善の指導ができる人材に育てています。(海外研修生制度が10年なりますが、縫製業界は過去の事例から5年のままになります)

これは、海外研修生も縫製業界に来なくなる可能性を示唆しています。
海外研修生の選択肢は、縫製以外、もっと自分が帰国後も活躍できる業種を選ぶようになる。
そんな時代になりました。
繰り返しになりますが、ミドリ久慈様は、ベトナム研修生が帰国後に活躍できるようになり、また人が人を呼ぶ、良い持続的循環が可能なシステムになっています。

この改善活動は、一回でも休めば、もとに戻すまでの労力は大変なものだそうです。
その意味は少しはわかった気がします。改善する空気が満ち溢れているので、一度その空気が抜けたら、それを満たすまでの時間は想像に難くありません。

トヨタ生産システムは”人を育てる”こと、私は一回工場内を拝見しただけで、他の方にお伝えできるレベルでないことを身に染みました。
勉強し直して、近々、新たな目でミドリ久慈様へ再度お伺いし学んできたいと思います。
続編の取材許可をお願いして参ります。

内容につきまして質問、ご意見等ございましたら、弊社担当者または返信にてお気軽にお問い合わせください。

取材協力 :ミドリ久慈衣料株式会社
取締役社長: 川代 利幸様
所在地  : 岩手県久慈市大川目町

末尾になりましたが、ご多用のところ貴重なお時間とご教授くださいましたミドリ久慈衣料株式会社 川代社長へ深謝申し上げます。

 

メール配信停止をご希望の方は、お手数をおかけいたしますが、返信くださいますようお願い申し上げます。

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第31回 縫製可能な金銀刺繍糸について

≪アズマ 縫製研究室 メールマガジン 第31号≫

金銀糸・ラメ糸等について種類が多く、種類によっては本縫いミシンで縫製が難しいとの問い合わせを多くいただいております。
ミシンによっては、糸切れを起してしまい縫直しができない場合があります。
製品企画の段階で適したタイプの糸を選んで頂ける様にすれば糸切れなどの問題を防ぐ事が可能になります。
今回は、本縫ミシンに使用可能な金銀糸・ラメ糸等のご紹介をさせて頂きます。

よくあるご質問
①縫製工場様からのご連絡
アパレル様より金銀糸でのステッチ縫製の指示を頂いたが、糸切れが多発して縫製が出来ない。ミシンの調整方法を教えて欲しい。

②アパレル様からのご連絡
金銀糸ステッチを指示したいが、どのタイプが本縫いミシンで縫製可能なのかわからない。

弊社からのおすすめ
一般的な本縫いミシンは重ねた生地を縫い合わせる事が目的で作られております。
これに対して刺繍ミシン(ジャガード)は、面に縫うためにあります。これには強度は求められません。
また一般的な本縫いミシンは生産性が求められるのでスピードが要求されます。そのためミシン糸には強度が必要となります。
これに対して刺繍糸は風合を求められかつ360度の方向に縫うためスピードが上げらません。
したがって、刺繍糸・ラメ糸には強度より柔らかさが求められます。

刺繍糸の構造とミシン糸の構造は同じです。刺繍ミシンと本縫いミシンの構造も同じです。此のことから刺繍糸でも縫えるといえます。
ただし、ラメ糸はミシンの回転数を850sti/min以下で縫っております。

下記対応表にてエンゼルキング商品でのステッチ縫製ができる商品のご案内をさせて頂きます。



記載致しました記事内容に限らず、縫製時の困り事やご質問等々につきまして弊社担当員の方にお声掛け下さい。
本メールへのご返信、もしくはお電話くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

取材協力 中村商事株式会社

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第31回 アジア・ものづくり・ネットワーク(略称 AAP) 展示会 出展レポート

≪アズマ 縫製研究室 メールマガジン 第31号≫

去る2019年 1月30日~2月1日に東京・千駄ヶ谷で、AAP 2019AW展示会が開催されました。弊社は AAP Made by Japanの一員として参加いたしました。
350名の来場され盛況でした。アジアでのものづくり、日本の品質のこだわりの需要を実感いたしました。
来場者は、アパレル企業、大手商社、繊維商社、小売店など多方面から来場いただきました。
前後いたしますが、AAPの活動概略を改めてご案内いたします。

AAPは、日本のアパレル生産企業が他国の進出企業との競争に勝ち残るために孤軍奮闘にならず、情報を共有し切磋琢磨している内閣府認証NPONPO法人です。

アジア各国の視察ツアーも行っており、各社のご苦労されている生々しい現地のカントリーリスクなどが 情報共有されています。メディアの眼鏡をとおしたレポートとは違った趣を読み取ることができます。
※1 詳しい内容はこちらのサイトから
   www.aap-net.com/info.html

弊社は、オーダー・オブ・メリット・プラニング(略称 OMP)様のサスティナブル・ファッションのものづくりミシン糸までこだわったセットアップスーツ・シャツのサプライヤーとして協力、出展をいたしました。

注目株は、木材を原料として、生分解する M CELL®ミシン糸でした。
多くのアパレルメーカー様、商社・OEM企画業者様からお問い合わせを頂きました。

M CELL®ミシン糸は、レンチング社テンセルTMリヨセル繊維を使用しています。
テンセルTMリヨセル繊維の原料である木材は、持続可能性を実践する森林植林から得ており、 繊維の生産自体が極めて環境負荷の少ないものとなっています。

M CELL®ミシン糸は、ライフサイクル分析の結果、コットン、ポリエステルに比べて環境に優しい ことが示されています。

M CELL®ミシン糸は、特殊製法により高強力を実現し、可縫製にも優れています。カタン糸やポリエステルミシン糸同様に高速ミシンに使用して頂けます。
更に発色性も高いため、製品染め用ミシン糸としても活用頂いております。
※1,MCELL®資料出典・製造元 モリリン株式会社。
※2,TENCELTM及びテンセルTMは 、Lenzing AGのブランドです。

モリリン社が中国・青島工場で紡績している 再生ポリエステルミシン糸 ”エコップ” も期待され ています。
2018年末に商標を取得してサスティナブルファッションが進んでいる欧州での要望に応えています。
トレーサビリティが確実に行えSCMの評価を受けております。

フッ素ゼロの撥水ミシン糸エースクラウンシリーズは、欧米大手アパレルが行っている有害物質排出ゼロ宣言に対応するミシン糸です。

掲載した試料はパッカリング対応ミシン糸 ハイパー の実例ですが、ポリエステルスパンなどの加工も 行っております。

また、弊社がベトナムで生産・販売している現地価格対応の V-Ginba spunミシン糸、V-KPFミシン糸も日本でご愛顧頂いているキンバスパン、KPFの見本帳色番号等と色目が近似色のため好評を頂いております。

末尾になりましたが、この場をお借りして、展示会のご指導、来場者へご紹介くださいました。
AAP事務局はじめAAP各社様、OMP宮崎社長ありがとうございました。

取材協力 AAP 事務局様
AAP会員各社様
会場提供 ・プロデュース OMP(オーダー・オブ・メリット・プラニング)様
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-13-7

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第30回 第二部 「倉庫や屋外での冬場の寒気対策のご紹介」

≪アズマ 縫製研究室 メールマガジン 第30号≫

今回は、冬場の寒気対策品として遠赤外線ヒーターの紹介を行います。
当メールマガジン第28号東北アパレル機器展示会で紹介し好評を頂いた冷風機の 静岡製機株式会社が製造元のヒーターです。

エアコンは空調設備導入をしなければならず、また固定になり、石油ストーブは吸排気・送油菅設備が必要なもの、灯油の補充が必要なものになります。
それに対し、遠赤外線ヒーターは移動が容易です(キャスター付き)。電源(200V)のコンセントがあれば十分です。

空調による暖房の弱点としては、暖かい空気が上昇してしまい、床付近は暖まりにくい事にあります。
設置した暖房設備だけではカバーしきれない箇所への寒気対策に使用ください。
 

【使用例】
縫製工場等では空調でまかないきれない机の下等の作業場に



 

 

 

 

空調の効きにくい作業現場、スペースを取らず暖を取れ、角度調整により作業姿勢に対応できます。



 

商談スペース等のスポット使用に


 

受付時のお客様のおもてなしに


 

今回ご紹介させて頂く縁先外線ヒーターは一般的なヒーターと比べて広範囲に反応出来る点です。


 

また、安全面に重点を置いております。


 

縫製工場などでは生地等の燃えやすい素材を扱う事も多く、火気に関しては十分に注意を払っていると思いますが、接触しただけですぐに燃え広がらない点や、万が一、人が接触してしまっても、重症化する事はございません。

その他、無音、無臭、無風での暖かさを実感出来る為、作業上の邪魔になる事はございません。
ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか?

◆ヒーターの種類、明細
静岡製機様の遠赤外線ヒーター(200V電源)

WPS-20s           WPS-30A・WPS-30As

 

◆機能・特徴

・遠赤外線とは
太陽光の一種で、太陽に当たると暖かく感じるのは遠赤外線が含まれているからになります。
基本的にはどんな物体からも放出されており、高い温度になるほど強く放出している事になります。
また、体が最も吸収しやすい波長となっておりますので、より暖かさを実感できます。

・操作はシンプルな機能のみ装着されております。
電源、温度調節、タイマー
また、ランプ点灯にて電源のオンオフが判断出来ます。

◆電気代目安(1kWh 15円で計算)
WPS-20s 15~30円/時間(1日8時間稼働 240円)
WPS-30As 22.5~45円/時間(1日8時間稼働 360円)

※電力会社様との契約により料金は異なります。

◆   安全性
表面温度が100度に達しない為、万が一触れてしまっても重傷になる事や、可燃物が一瞬にして燃え広がる事はございません。
地震などの災害時、転倒した際、自動停止機能が付いており火災の不安を軽減します。
過熱防止機能搭載により、本体内部が異常に高温になった場合、自動停止します。
タイマー機能が標準搭載されておりますので、消し忘れなどにも安心してご使用出来ます。

◆その他、静岡製機様展開暖房器具です
使用する工場の規模や地域によって使用も異なると思います。

内容につきまして質問、ご意見等ございましたら、弊社担当者または返信にてお気軽にお問い合わせください。

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第30回 第一部 「縫製工場様の生産性改善レポート 第1弾 その2」

≪アズマ 縫製研究室 メールマガジン 第30号≫
有限会社内房スバルソーイング様 編

第28号(2018年7月発行)でご紹介いたしました有限会社内房スバルソーイングさん(以下 スバルさん)の改革状況の続きをご紹介いたします。

シャツ・ブラウスが主体で、袋縫い・折伏せ縫い・本ケンボロが得意なスバルさんです。
大阿久社長様の御協力を頂き、筆者は密着取材をさせて頂きました。
前回までは、座学で基本的な考え方を、稲荷田先生(※1)がご指導をいたしました。

今回は、実践的な改善をどのように進めていくかにポイントを当てています。
まずは技能者の方々にヒアリングを行いました。

☞ ここでは、縫製現場従事者を ”技能者”と呼ぶことにしました。
  この呼び方は稲荷田先生が推奨しているものです。

従来は ”作業者” や ”オペレーター” と呼んでいましたが、これはやもすると隷属的になり、”言われたことをやればいい” と従業者も管理者も無意識になりがちなことを避ける意味があります。
縫製を担う方々が ”プライド” を持って、自主的に改善し続けるために”名は 体を表す”ものとして実行したものです。

技能者の方々、一人ひとりに ”改善シート” へ”会社をよくするために、思ったこと”を書いてもらいました。

設問は3点
1.デザインが切り替わるときに、どうしたら早く上げられるようになると思うか?
2.どうしたら午前中に枚数を上げられると思うか?
3.一か月の間に、こうした方がいい・こうしたい事。

皆さん、よく見ています。考えています。
管理者の方は往々にして、先に原因の仮説を思い込みで決めて悩んでいた部分もありました。
技能者の方々が 言いたいこと、考えていることを 引き出して、分析することの重要性を認識しました。

☞ ポイント
聞いてもすぐに答えないこと。
ヒントを出して、1日考えてもらうこと。

設問の結果をとりまとめると、
1.デザインが切り替わるときは、先上げサンプル技能者が、先上げサンプルを見せながら、生地特性や縫製の注意点、修正点等を縫製技能者へ的確に伝えること。
縫製技能者は説明を聞きながらメモを取り、先上げサンプルと検品表・パターン・仕様書を照らし合わせて確認すること。

 

2.午前中に枚数をもっと上げるために、前日に翌日の前工程を増やすこと。

3.一か月の間に、こうした方がいい・こうしたい事について、”直しをすくなくすること”という内容がが多いです。
まだ「こうした方がいい」、「こうしたい」と言える方は少なかったです。

次に、技能者全員が、シャツを一着丸縫いをしました。
アイロンや検品担当者、事務、海外研修生も含めて全員です。
全員、よくできました。
苦労した点、得意な点などを言ってもらいました。
これからは滞る工程へのヘルプを誰でも行えるようにします。

☞ ヘルプの時の留意点は、専任ではないので10のものが3でよいこと、10を求めないこと。

     検品担当者           事務

☆ 何回も解いて縫い直しをしたりしたなど、苦労話がありました。

入社4年目の野村さんは 国家技能検定(婦人子供服製造技能士)二級を受験します。
裏付きのワンピースを4時間で2着縫うことが課題です。早速1着縫いあげました。
検定日は実技が 2019年1月20日、学科が 1月27日です。 学科が1月27日です。合格祈願します。

       野村さん

検定練習

先日、アパレルメーカーさんの展示会にて、若手4人のみで初めて打ち合わせをパタンナーさん・生産担当者・の方々と行いました。
若手が積極的にノートに製品ポイント・イメージ、工程を描きながら、デザイン企画側・製造側で意思共有ができました。
若手の将来を期待されていました。活き活きとしているのが印象的です。

先上げサンプル技能者の池田さんは、母校の館山総合高校で、稲荷田先生の助手として後輩に指導を行っています。
この度、最終回を迎えました。皆さまお疲れさまでした。
このうちの誰かはスバルさんの未来を担うかもしれません。

 

スバルさんの次回改善レポートが、最終回になります。
管理者がどう導くのか、技能者が自主的に改善案を意見していくのか成果を楽しみにしています。

※1 稲荷田先生は、千葉県マイスター、厚生労働省認定”現代の名工”、文化ファッション大学院大学名誉教授です。
厚生労働省の「ものづくりマイスター」制度をスバルさんが使用して稲荷田先生から指導を受けているものです。

内容につきまして質問、ご意見等ございましたら、弊社担当者または返信にてお気軽にお問い合わせください。

取材協力: 有限会社内房スバルソーイング
代表取締役: 大阿久 孝子様
所在地  :  千葉県南房総市

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アズマ株式会社  縫製研究室
鵜木 隆嘉
Tel 03-3861-7103
URL: http://www.azuma-jpn.com

 

 

 

 

 

 

 

第29回 第三部「レーザーマーカーの実用例のご案内」

≪アズマ 縫製研究室 メールマガジン 第29号≫

第三部  レーザーマーカーの実用例のご案内

ここ最近は、柄物の製品が多く、各社柄合わせで苦労している縫製工場様が多くなっています。
レーザーマーカーを購入したいけれども、基本的に使用する時が限られているため、仲間の縫製工場で持っているレーザーマーカー機の貸し借りなどで対応している状況にあります。
タイミングが悪いと借りられない状況で苦労していたとお聞きしました。

裁断時での位置決めなどに主として使用しておりますが、一発で揃え易い効率の良い道具です。

赤や緑のレーザー光の「線」や「点」で目印をはっきりさせる事で、あらゆる作業を効率よく、しかも美しく仕上げるお手伝いをします。

■用途
○ 裁断時の柄合わせ
○ 地の目合わせ
○ 縫製時の縫い始め、縫い終わりの位置決め
○ ドレス、スカートの裾切りラインの指示
○ プレス時における見頃の位置決め
○ ローラープレス機における部分芯の位置決め

■種類
○ スポット型
点で投影されピンポイントでの位置決めに最適です。

○ ライン型
直線で投影される為、生地柄合わせや地の目合わせに最適です。

○ クロス型
十字で投影されるのでセンター出し等で最適です。

○ カラーも緑色、赤色が有ります。

裁断時の柄合わせでの実際の工場使用状況です。

中心線と手前、奥と3台で使用しております。

他、背後に直角線用が1台有ります。

下敷きにしているクラフトマーカー紙の左右の印に合わせてレーザーを当てております。

レーザーに合わせての延反で端の部分がこれだけズレが出ました。
これでもこの生地はズレが少ない様でした。

型紙も印をレーザーに合わせて置きます。

レーザーマーカー機を使用しなくても、クラフトマーカー紙が有れば有る程度の柄合わせは可能ですが、上記写真⑧の様にレーザーマーカーでこれだけズレが有る為、手動で両端をクラフトマーカー紙の印に合わせたとしても、中間部を柄でしか合わせられなく柄が曲がっていればかなり歪む恐れが有ります。
ここの工場様もレーザーマーカーを使ってからは位置決め修正の時間が短縮し今は必需品となっております。

他、スタンダードタイプ以外の特殊型も有ります。

○ LDC-Lシリーズの特徴
① 斜め投影で5m以線長が可能
② 通常レーザーの2倍の寿命を実現 ※現行赤色10,000時間 → 20,000時間
③ 出力が30mwの高出力タイプ
※光量出力調節機能付きで明るさが任意に変えられます。


距離 1.5mで約 1m× 1mの十字タイプ

 

右下段の通常十字と比較するとかなり長い十字です。

○ LDSF263C-26A-Cの特徴
① 背面に出力調整付
② ラインの端は点線となりますが長い十字が特徴です。
③ 天井から真下に投影する柄合わせに最適です。

【 縫製工場向け以外の実用例 】

縫製工場向け以外にも、建築関係や土木関係での利用が一般的ですが、
様々な工場でも使用されております。

・レーザーでの位置表示

 

良品エリア外のレーザーはNG。
高さが違う、傾いている、製品が裏向き等。

良品     不良品 

レーザーでの形の変化で表面の欠陥も検査出来ます。

レーザーを当てて煙やスプリンクラー等の噴霧状況を確認します。

目視では分かりずらい表面の歪みもレーザーを当てると見易くなります。

レーザーの位置が不良個所だけ低いです。

写真の様に、高温の為直接触る事の出来ない物の検査に最適です。
三日月型の形が合格で、形に変化が有れば傷や反りなど変形が見つけられます。

上記以外に、
・タイヤパターン検査
・鋼板形状検出
・鋼材切断位置表示
・丸太の切断位置表示 他、
等で使用されております。

レーザーマーカーのご照会、ご用命は、最寄りの弊社営業担当または
本メールへの返信や、お電話くださいますよう、お願い申し上げます。

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アズマ株式会社  縫製研究室
鵜木 隆嘉
Tel 03-3861-7103
URL: http://www.azuma-jpn.com

第29回 第二部「ヒートカッターの実用例のご案内」

≪アズマ 縫製研究室 メールマガジン 第29号≫

第二部  ヒートカッターの実用例のご案内

第二部では、ヒートカッターに関して提案いたします。
使用先としては、マジックテープ・ポリプロテープ・ロープ・ナイロンテープなど多く使用しているのであれば便利に利用活用できる機械です。

この機械の多くは、カバン製造業様やテント製造業様のテープで使用しています。

この機械は、衣服でも応用できるものがあると思います。

現状、ハサミや立体裁断機等で手作業で作業していたテープ・マジックテープなどを、フタバ製のヒートカッターを導入する事で長さ等を正確に切ることが出来、尚且つ決められた枚数・長さまでも設定した通りに裁断が可能です。

合繊であれば、端始末が不要になります。
※ただし肌に当たる部分には固くチクチクするため使用しません。

機械を導入した実例として、テント製造業のM社ではヒートカッターを、ななめ45度カットに特注生産して使用しています。
斜めにカットする理由は、バックルにテープを通す時に、平よりも通しやすいためです。

導入された、M社では、今まで機械式カッターは精度が悪く、切り口がボサついていました。
フタバ製のヒートカッターは、一発カットが可能、ヒーターが付いており、ほつれ止めの防止になり、作業効率が上がり作業のコストも半減した結果が出ました。
厚手のテープカットができますが、薄手ももちろん対応が出来、スピーディーに切ることが出来ます。
こちらの事例では、約15%の作業コストの削減に成功したそうです。
今までは一人の方が手作業カットと手動式カッターを使用していました。
このヒートカッターは自動であり無人でカットしています。
今まで関わっていた人が、別の作業ができるようになりました。

ヒートカッターの価格はオープン価格となっております。

コールドカッターの価格はオープン価格となっております。

ヒートカッターのご照会、ご用命は、最寄りの弊社営業担当または
本メールへの返信や、お電話くださいますよう、お願い申し上げます。

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