第27号 <しるし付けの特性と消し方>

各位

平素は、アズマ株式会社をご愛顧賜わりまして厚く御礼申し上げます。

アズマ縫製研究室では、日頃お取引させて頂いているお客様へ
様々な情報をお届けするメールマガジンを発信させていただいております。

今回は、しるし付けの特性をクローズアップいたしました。
過去にも海外製ローカルしるし付けで消したものが浮かび上がる事故があり、当メルマガ 第24号 「チャコエースの便利な使い方」でご案内をいたしました。

あらためてマーカータイプの「チャコエース」以外の特性を理解して頂くことでしるし付けの事故を防ぐことにつながります。

アズマメルマガ第 24号 アーカイブはこちらから

http://blog.azuma-jpn.com/2016/10/17/

 

☆ 弊社、上海アズマ、ベトナムアズマにて 日本アドガー社製の 「チェコエース」を在庫し、現地で販売いたしております。
ご注文、使用方法のお問い合わせをご下命ください。

お問合せ先:
◎ 阿絲馬國際貿易(上海)有限公司
Azuma International Trading (Shanghai) CO., Ltd.
谷藤和彦
e-mail: K_Tanifuji@azuma-jpn.com
Tel: 86-21-6270-6748

◎ アズマ ベトナム
Azuma Vietnam Investment and Trading Co., Ltd.
大橋 正幸
e-mail: M_Oohashi@azuma-jpn.com
Tel: 84-24-3944-9846

 

★1 文房具の消えるペン(”摩擦熱”擦って消えるボールペン、フリクションペンなど)でつけたしるしが冷却されたときに色が復活してしまうことが問題になっております。
ぜひご注意ください。マイナス5℃で復色した事例があります。

★2 中国製 消せる”文具”ペンで(次の画像を参照ください)つけたしるしが消えていても低温で色が再び現れてきます。

★3 フリクションペンの使用禁止指示がでていても、海外縫製工場では使用されている事例が散見されています。

★4 上海アズマでは、中国製の消せる文具を使用し低温で復活したしるしを、汚れ落とし溶剤・器具で落とした事例があります。
上海アズマではご相談を受け賜っております。

★5 日本の第三者検品機関では、しるし付け後24時間冷凍庫に入れ、しるしが復活していないかの確認を強化する方向にあります。

★6 マーカータイプしるしつけペンのイレーサーは、必ず同じメーカーのペンとセットで使用してください。

”チャコエース”ならアドガー社のイレーサーを使用する。
”水性チャコペン・クロバー社製”なら”消しペン クロバー社製”とセットでご使用ください。

★7 しるし付けの使用に慣れている現場ほど事故に結びつきやすくなっているようです。
慣れから十分に事前の使用テストをせず使用を始めることに原因がありそうです。
生地に使用されている染料、薬品による様々な影響が考えられます。
それら全てに対応できるペンを作るのはなかなか難しい事です。
ブランドにかかわらず必ず事前の使用テストが必須です。

★8 マーカータイプを使用した”しるし”にアイロンを掛けた場合、消えなくなった事例がありました。


しるし付け 特性・消し方 一覧 AzmLB27

 

1. チャコエースⅡ 紫

約1~14日で自然に消えます。水洗い、イレーサーで消えます。
水洗いは「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

 

2.チャコエースⅡ ピンク

約0.5~7日で自然に消えます。水洗い、イレーサーで消えます。
水洗いは「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

 

3. チャコエースⅠ 青

自然に消えません。
イレーサーで消えません。
水で消えます。

水洗いは「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

 

4. ブルー+消しペン

自然に消えません。
イレーサーは紫・ピンクのものは使用できません。
ブルー専用消しペンで消えます。
水で消えます。

水洗いは「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

 

5. チャコエース ホワイト A

黒・濃色素材専用です。
自然に消えます。

 

6.7. 水性チャコペン (マーカータイプ) <紫>

約4~14日で自然に消えます。
水で消えます。
消しペンで消えます。

水は「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

 

8.水性チャコペン (マーカータイプ) <ピンク>

約2~10日で自然に消えます。
水で消えます。
消しペンで消えます。

水は「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

 

9.水性チャコペン (マーカータイプ) <青>

自然に消えません。
水で消えます。
消しペンで消えます。

水は「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

消しペン(水性チャコペン用)

 

10. アイロンチャコペン <白>  (マーカータイプ)
黒・濃い色の生地向け
水洗い、アイロンの熱で消えます。

水洗いは「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

11. チャコペル
水洗いとブラシで消すことが可能です。
「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

 

12.チャコペル <水溶性>
水で拭き取れます。 水洗いで消えます。
「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

 

13. ノック式チャコペル

替え芯方式で便利です。
水で拭き取れます。 水洗いで消えます。

「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

  

 

14. F-チャコライナー ペン型

水で拭き取れます。 水洗いで消えます。
持ちやすい長さと太さと角度です。
定規線にそってしるしが引きやすいです。
パウダーの残量が見えます。
カートリッジ交換によって補充が簡単です。
滑らかな描き味です。

「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

 

15. 三角チャコ

消えません。

 

16. Newチャコピー

水洗いで消えます。

片面タイプ  図案写しやしるしつけに
両面タイプ  パターンなど対称に図案を写すときに使用します。

「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

 

17. チャコピー クリアータイプ (紙チャコ)

水をスプレーするだけで、写した線が消えます。
細かい部分を消すのに便利な専用消しペン付もあります。

「蒸留水」がより確実です。
以前、水道水で消した所、赤茶に残ったの事例もありました。

 

18. 熱転写ペンシル

消えません。
熱転写ペンシルで描いた図案をアイロンで生地や紙、木に転写できます。

 

【袖山】

19.USAディクソンチョーク

消えません。
主に紳士服などのマーキングに使用される硬筆のチャコです。
色は、白・赤・黄 があります。

 

20. PMC #3050 ローチャコ

アイロンで消える不思議なチャコ。
自然に消えません。
通常のチャコより柔らかくデリケートな素材のマーキングに適しています。

※ ローがアイロンの熱で溶けて拡散しただけで、完全に消えて無くなる訳では有りません。
見方によるとテカリが出る場合があります。

 

21. PMC #5555 ペンシルローチャコ

アイロンの熱で消えます。
通常のチャコより柔らかくデリケートな素材のマーキングに適しています。
鉛筆のように削りながら使うことができます。

※ ローがアイロンの熱で溶けて拡散しただけで、完全に消えて無くなる訳では有りません。
見方によるとテカリが出る場合があります。

 

22.PMCスローチョーク 黄箱

7日程度で自然に消えます。
アイロンですぐに消すことが可能です。

※ ローがアイロンの熱で溶けて拡散しただけで、完全に消えて無くなる訳では有りません。
見方によるとテカリが出る場合があります。

 

23. バニシングチョーク No.1
約1~2日間で自然に消えます。
アイロンですぐに消すことが可能です。

 

24. バニシングチョーク No.2
約3~4日間で自然に消えます。
アイロンですぐに消すことが可能です。

※ ローがアイロンの熱で溶けて拡散しただけで、完全に消えて無くなる訳では有りません。
見方によるとテカリが出る場合があります。

 

25. チャコナー

消えません。
詰め替え式の粉末チャコです。

 

26.ローヤルパウダーチョーク 白

消えません。
カートリッジ式でカチッとはめるだけです。

 

————————————————————————

【  裁断パーツのしるし付けに便利な「インク&粉チャコ マーカー機」 のご案内 】

特許取得済み  特許番号:626396号

 

① インクタンクを通過した糸が針を通して積層裁断物に一括マークします
消えるインクを使用することで縫製後のアイロンスチームでしるしの除去が可能です。
※素材別に事前テストをお願いします。

② 粉チャコでのマークも可能です。
そのままパウダー状でも使用もOKです。
粉チャコを水に溶かして使用してもOKです。

③ デリケートな素材には、そのまま針穴のみ使用も可能です。
(ボールポイント針先を採用しています)

積層枚数厚さ 最大 25mm
(※素材の固さにより厚さは調整が必要です)

・価格
手動式     5万円
半自動    10万円
CAM用    25万円

CAM 搭載ユニット

川上製作所 CAM3連搭載

AGMS 前後2連搭載

 

半自動式 モーター付き 粉チャコ 針ねじ込み 画像

商品案内 URL ⇒ http://www.akita-sanhousei.com/

 

内容につきまして資料請求やご質問等ございましたら、弊社担当者、または返信にてお気軽にお問い合わせください。

敬具

メール配信停止をご希望の方は、お手数をおかけいたしますが、返信くださいますようお願い申し上げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アズマ株式会社
鵜木 隆嘉
Tel 03-3861-7103
URL: http://www.azuma-jpn.com

第26回 「アイロンマットのご紹介」

≪アズマ・メールマガジン 26号≫

深冷の候、ますますご清祥のことお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

アズマ(株)縫製研究室では、日頃お取引させて頂いているお客様へさまざまな
情報をお届けするメールマガジンを発信させていただいております。

今回は、アイロンマットをご紹介いたします。

年末の大掃除に合わせて、アイロンマットを交換する方が多くみかけます。

それは、寒くなると蒸気が早く水滴に成り、マットが汚れていたり目詰まりし、
通気性が悪く成り水染みの原因となるために行っています。

アイロン仕上げ台は、工程や素材になど目的に合わせて各タイプがあります。

 

皆さますでに仕上げ台を設置しているので、
いまさら感がありますが、今一度、各種工程の仕上げ台の特徴を整理してみました。

① 中間工程

・ 作業面は硬い方が良い。(マット類は硬めを使用する)
・ 吸引面積は小さくて良い (部分的作業のため)
・ 強力バキュームが要求される (強弱の吸引も必要)

◆ 割る、折る、倒す、芯張り などの作業。
「次の縫い工程をやりやすく」
「品質向上(定寸作業)」を計る。

 

② 最終 仕上工程

・作業面は柔らかい方が良い (マット類は柔らかめを使用する)
・吸引、吹上面積は大きい方が良い

・メリヤス、ニット製品の仕上げ

大量のスチームが必要。吸引が完全になされなければならない。

・高級仕上げ、風合いを重視するもの、筒状の立体感を出すもの、毛の風合いを求めるもの、
アタリ・テカりを嫌うもの
吸引・吹上の強弱が幅広くできる機種が必要

馬の重要性

立体作業をしやすくし、形を整え、美しいシルエットを作り上げる 大変重要な役割を果たします。

アイロンマットには次のように たくさんの種類があります。

 

———————————
アタリ・テカリ対策

1. アタリ、テカリの出にくい生地、素材

① アイロンのスチーム噴出と同時に強力に”吸引”する。

② その後、スチームの噴出を止めてから、アフターアイロンの機能を使って、
2~3秒強力に吹上する。

———————————
2. アタリ、テカリの出でやすい生地、素材

① アイロンの連動を機能を使い、スチーム噴出と同時に弱い吸引を行う。

② スチームの噴出を止めると同時にアフターアイロン機能で吹き上げを3~5秒行う。
この時、アイロンより再度スチームの噴出を行う。

———————————
3. アタリ、テカリの心配な生地、素材

① 吸引、吹上をしないで、アイロンのスチームのみで軽くおさえる。

② スチームの噴出を止め、強力吸引、または強力吹上をする。

③ アタリがどうしてもでる場合には、内側に熱、蒸気に強い布、板などの補材を入れる。

 

資料参考: 直本工業株式会社
有限会社室田商会

以上、最後までお読み頂き、有難うございました。
また、ご意見、テーマのご希望等がございましたら是非お聞かせください。
皆様のお役に立てますよう、今後とも商品情報、研究内容を配信して参りますので
よろしくお願い申し上げます。

敬具

メール配信停止をご希望の方は、お手数をおかけいたしますが、
返信くださいますようお願い申し上げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アズマ株式会社
縫製研究室 鵜木 隆嘉
Tel 03-3861-7103
URL: http://www.azuma-jpn.com

 

第25回 「ソーイング用品 新商品、YKKファスナー新商品のご紹介」

≪アズマ・メールマガジン 25号≫

お取引様 各位

新年あけましておめでとうございます。
本年も引き続きご愛顧を賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます。
本年は、一つの方向性として、縫製業界の自動化が加速されるかと存じます。
弊社といたしましても自動化に向けた取り組み、研究を強化して参ります。

さて、今回のメールマガジンでございますが、
まずは身近なところから、使い勝手の良いソーイング用品・クロバー社の新商品、
また、YKKファスニングの今までにない機能の新ファスナーをご紹介いたします。

【 コロコロオープナー 】

◆アイロンがわりにコロコロ。

軽い力でしっかりプレス!

ぬいしろ開き、ぬいしろ倒し、
折り目付けが手早くでき、
作業効率をアップさせてくれる
お役立ちアイテムです。

こんな時にも便利!
 ・ラミネート生地などアイロンがかけられない素材
 ・ファンデーションピーシング
(ペーパーピーシング)やミシンピーシング
 ・アイロン前の折りグセ付け などにも

●ぬいしろ開き
 ぬいしろ倒し

●折り目付け

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【 はさみクリーナー 】

汚れを落とし、動きを軽く!

[汚れ落とし] テープや接着芯の粘着剤などはさみの刃
付いた汚れをすっきり落とします。

[ 防   汚 ] シリコン配合なので、刃先のすべりがよくなり、
汚れがつきにくくなります。

[ 防   錆 ]  はさみを錆から守る防錆剤入り。
         保管前のお手入れにも。

鋼・ステンレス、どちらのはさみにも使えます。
細かな部分にも塗りやすいペンタイプ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【仮止めクリップ ミニ】 
小さくて軽い!  短い距離でも細かく止められます。


    
    待針で止めにくい生地の仮止めに!
    針で穴が開いてしまうラミネート生地
         (ビニールコーティング)・合皮・革などや
    針が抜け落ちやすいチュール・オーガンジーなどの薄地素材にも。

ロックミシンのソーイングに最適。
曲線の仮止めに。

ミニタイプのほか、
 スタンダードサイズ
ロングタイプ
が好評発売中です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【カーブ定規 〈ミニものさし付〉 】

ソーイングの製図・型紙写しに

型紙を写し取るとる時や製図の際に!
よく使う曲線が引けるセットです。

縫いしろ付けに便利な平行線♪



カーブ定規 使い方を ムービー でご覧いただけます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

YKKファスニング展示会『YKK FASTENING CREATION for 2017』で
アパレル、バッグ・シューズ、産業資材として
新商品が多く展示されていました。デザインの多様化、機能の追及など
ファスナーの著しい進展を感じました。

今回はその内、次の2点をピックアップいたしました。

ファスナーが薄い生地やストレッチ生地に追従し
フィット性、動きやすさが向上。
ガーメントのデザインを損なわず、
自然な仕上がりを実現します。
カーブ使いにもお勧めの商品です。


    エレメント(噛合せ部分)にも特殊な工夫を施すことにより、
    従来のファスナーでは難しいとされた
    縦方向への伸縮を世界で初めて実現しました。
      (1kg荷重時に約10%の伸長を達成)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(5VH)

いかにコンパクトに収められるかがポイントの
パッカブルジャケットですが、ビスロン® Slimなら、
エレメントが薄くしなやかなので、
小さく折り畳むことができます。
かつ軽量なので、携帯するガーメントにお勧めです。


※出典: YKK FASTENING CREATION for 2017
            DIALOG PRODUCTS GUIDE より

※本掲載情報は、2016年8月末時点の情報をもとに制作されています。
※詳細・注意事項は弊社営業担当またはメールでお問い合わせください。
※本掲載情報をYKKファスニングプロダクツ販売株式会社からの
 事前の承諾なく、転載・複写・改変等することを禁止します。
※”VISLON”、”SOFLEX”はYKK株式会社の登録商標です。

第24回 「チャコエースの便利な使い方」

≪アズマ・メールマガジン 24号≫
今回は、印付け の事故防止について
アドガー社の協力を得て勉強会を行いました。

海外製ペンの品質が向上したとの前提で、海外製印付けを使用したものの、
印を消したのに、消えない。汚れ染みになるなどの相談が
先のJIAM(縫製機器展)大阪で多く聞かれました。

事故を未然に防ぐために、印付けペンの特性を理解して頂く
お手伝いをすることが、私どもサプライヤーの責務でもあります。

◆アドガー社製品「チャコエース」の使用方法、 特性を  ご紹介いたします。
——————————————————————–

意外と ” 知らなかった! ” ことがあるかもしれません。

?チャコエース? 紫

基本特性 と 留意点

1) 印付けのインクは 空気に触れることによって(自然に)消えるもの。

注意点 印がついたまま、袋に入れておいたり、
布地を重ねておいた状態では、消えるまでに
余分な時間がかかります。

温度、湿度の影響はほぼありません。

2)  チャコエース?

便利な使用方法
片側のみの使用でもインクを全て使き切ることができますが、
中綿式のため片方を多用すると反対側からインクが
出にくくなります。

残量が少なくなりインクが出づらくなった場合はキャップをしたまま
ペン先を下に向け立てかけて下さい。

3) すぐに消したい時はチャコエース イレーサー(紫、ピンク専用)

便利な使用方法
イレーサーは、”横”にして使用すると広範囲に消せるので
何度もなぞる必要がありません。

ペン先でなぞると何度もなぞることになるので
横にするよりイレーサー液が多く使用されます。

4) ”細” は 点 印用です。

点印は、インクが集中的に素材の奥深くまで浸み込み、
面積に対してインク量が多くなります。
点印が短時間で消えるように、インクが出にくい仕様になっています。
「細」側のペン芯は 線 を書くことには適していません。

5) プレス や アイロン で色戻りをすることがあります。

熱や蒸気によるものですが、再び自然に消えます。
イレーサーで消した場合は、色戻りしにくくなります。

6) アドガー社製以外のイレーサーは、成分が違います。
まちがって使用しますとトラブルになる可能性があります。

7) インクの成分が混ざりトラブルとなりますので、異なるインクで
重ね書きしないで下さい。

8) 素材そのもの又は素材に使用されている薬品等により印が早く消える
ことや、印が変色定着する等の恐れがあります。

?紫よりも早く消したい場合は、チャコエース? ピンク
を使用してください。


自然に消える目安

ピンク  約0.5〜7日

紫    約1 〜14日

?黒地・濃色布地には チャコエース ホワイトA

書いてから数秒後に色が浮き出ます。

水で消せます。
自然に消えます。
アイロンでも消せます。
イレーサーで消えません。

「跡残りせずに消える」というインクの特性を持たせるため、本製品は
従来の固形型、ペンシル型に比べ呈色が薄くなっています。

水で消す場合は、タオルに水を含ませて軽く叩いて
散らすようにして下さい。
この時水以外は使用しないで下さい。

スチームアイロンや霧吹きではインクに対して消す為に必要な水の量が少ない場合
消えた後に色戻りすることがありますので使用しないでください。

?ビッグポイント

インク量が2.5倍  極太書きタイプ

別注対応しております。

いずれも使用前に、同素材で書けること、見えること、問題なく
消えることを ご確認ください。

紙向けの”消せる”フリクションペンで、布地に印付け、消えないという
問題も過去にありました。
同じ布地でも、糊・薬品などが使用されている場合などによって、
消えないこと もあります。

されど ペン であります。
裁縫にはかかせない道具でありますので、確かなものを、正しくご使用ください。

★ 消えない時に、汚れ落とし剤や他社イレーサーを使用した場合は、
印が落ちなくなったり、シミになる可能性がございます。

アドガー社製品のみの使用で消えないときは、まず
最寄りの弊社営業担当者、
または本メールへ返信、鵜木宛にお問い合わせください。

★お問い合わせ 電話番号  03-3861-7103   担当:鵜木

以上、最後までお読み頂き、有難うございました。
また、ご意見、テーマのご希望等がございましたら是非お聞かせください。
皆様のお役に立てますよう、今後とも商品情報、研究内容を配信して参りますので
よろしくお願い申し上げます。

 

第23回「ブラザー刺繍ミシン 体験会 報告」

≪アズマ・メールマガジン 23号≫

今回は、「ブラザー刺繍ミシン 体験会」を弊社1階縫製研究室で行いました。

アズマ縫製研究室 オープンスペース化にともない、
色々な体験会、勉強会の一環でございます。
来場者の方から実施体験をして頂き、
貴重なご意見を頂戴いたしました。
メールマガジンの方々には体験会報告情報を
共有し、次のビジネスにつながれば、何よりの喜びでございます。

今、ワークショップをはじめ、オンリーワン・差別化戦略として、
ブラザー刺繍ミシンが注目されており、多くの導入実績をつくっており、
今回の企画に至りました。

 ◆ 導入事例

  1.ポロシャツなどの、店舗オリジナル・マーク刺繍や、イニシャル、
    お客様持参・デザインの刺繍、

  2.スポーツショップでの名前をシューズや、グローブへの刺繍、

  3.衣服以外でも、製本業者や、自動車内装など、
    いままでプリントが主だったところも、差別化、
    顧客単価アップのために導入されています。

今回の体験会参加して頂いた方は、アクセサリー企画販売業様、
若手クリエーター様、大手アパレルOEM生産縫製工場様、
大手アパレルメーカー様など多彩な顔触れになり、
6名様へマンツーマン形式で行いました。

では、詳細レポートいたします。

◆ ブラザーPR1000eの <コストパフォーマンス>
——————————————————

1) ランニングコスト

   アクセサリーを企画・販売している若手クリエーターの方は、
   現在、アクセサリーに刺繍をし、外注工場へ刺繍を出しています。
   型代は、4〜5000円、1個9円(大きさによります)。
   毎回新しい型を出し続け、型代が積み重なっていくこと、
   刺繍加工ロットの制限から、1個当たり加工代が割増になっていきます。

 (1) ブラザーPR1000eなら、1個当たりランニングコストは、
    糸代・電気代で2〜3円
   (大きさによります。時間当たり人件費は除きます)。

(2) データの転用によるコスト削減

   イラストレーターソフトがあれば、
それをDST形式(タジマフォーマット)ファイルに変換をして刺繍します。
(※別売り ソフトウエア「刺しゅうPRO 10」が必要です。)

DSTデータを刺繍外注工場へ渡して、量産時に使用することができ、
データ代を抑えることができます。

◆  <効率性>
——————————————————

 大手アパレル様は、海外での量産工場とのデータのやりとりを
 視野におかれました。

 日本・自社内でサンプルを刺しゅうを作成。
 生地素材によって、イメージ(初期入力)とあっているのか確認が
 すぐにでき、修正もすぐにできます。

   データ(DST保存形式)をタジマやバルタンなどの”工業用”に
   メールなどで転送して、すぐに使用ができます。

実際に展示している ブラザーPR1000eのデータで
刺繍をして頂き、PR1000eの実力、

1) 業界初のカメラによる自動位置合わせ機能、
2) 自動糸通し機能、
3) 糸切れ自動検知停止機能
4) 糸が10本立てで、糸交換作業の頻度が減ります
などの効率性をみていただきました。

工業刺しゅう機より静かで場所もとりませんので、
店頭にむいています。

◆ ビジネスチャンス
———————–

グラフィックデザイナーの方は、今は刺しゅうでビジネスをしていませんが、
描いた意思をカタチにする手段として、刺しゅうの可能性を探っていました。

ブラザー刺繍ミシンの誇る カメラ機能の 画像の一点に合わせることを
繋ぎ合わせて、畳1枚の刺繍をつくることもできることを
紹介しました。
(※ 最大縫製サイズ 36 x 36cm オプション・ジャンボ枠を使用時)
  カメラで撮影した画像をディスプレー上に表示し、その上で模様配置を
  調整することで思い通りの位置決めをみてもらいました。

プリントと刺しゅうの複合も、この位置合わせ機能で容易にできます。
かつては、オペレーター自身の経験値や技術力に左右された「位置指定」が
ユーザーを選ばない操作性を実現しています。

導入例では、
スマートフォン・ケースへの刺しゅう
自動車内装店
本の表紙に刺しゅう
”既製品”の 帽子、靴 に刺しゅう (オプションの枠が必要になります)

大手SPA店舗に導入し、シャツのワンポイント、ネームなどや、各店舗独自のデータで差別化。
ネクタイ・ワークショップ
スポーツアパレル、カバン
ベルト、財布

ペットショップでは、トリミングなどの待ち時間内に刺しゅうが
できあがる点を謳って、ペット用品へオリジナル刺しゅうをし、
客単価を上げているところ。

アクセサリーには、水溶性不織布に刺繍をして、
不織布を除けば、刺繍レース、コースター、ミサンガができる
事例をみて頂きました。

フォントも多彩で、 チェーンステッチも可能です。

大手アパレルOEM生産縫製工場の方と若手クリエーターの方が同席になり、
運用・デザインのイメージ相乗効果がありました。

大手アパレルOEM生産縫製工場の方は既にブラザーPR1000eを導入済みですが、
あらたな発想ができ、自社製品やアパレルメーカーへ提案ができそうとのことであります。

◆ アフターサービス

パソコン操作が苦手な方には、
刺繍ミシン・刺繍ソフト導入後は、弊社パートナーが操作ができるようになるまでレクチャーいたします。

手書きデータも、刺しゅうにできます。

大手アパレルOEM生産縫製工場の方は、既にブラザーPR1000eを導入済みですが、若手クリエーターへは、例えば鹿の子素材のように伸びがある素材を刺繍するときのポイント(枠への素材の張り方)などご教授していただきました。
体験会ならではの情報供給ができました。

なお、刺しゅうミシン導入の費用について、弊社パートナーのコンサルタントと
補助金などの相談も承っています。

◆ アズマ縫製研究室のオープンスペース化

刺繍ミシンのほか
本縫いミシン、バキューム・アイロン台を常設し、
各種ミシン糸、ミシン針をご用意しております。
生地をご持参の上、ミシン、糸、針のご使用を無料でできます。

早速、ご参加いただいた方から、
ミシン針LPコーティング(粘着により糸目詰まり・溝つまり対策針)、
マジックカケ(糸調子を安定させる部品)をご購入して頂きました。

今回のブラザー刺繍ミシン PR1000eはしばらく常設しています。
実機をご覧になりたい方、お試ししたい方、
本縫いミシン、バキューム・アイロン台、各種ミシン糸、針をご使用希望の方は、ぜひお気軽にご来社希望日、使用機器、をご相談ください。

  ★  相談窓口 03-3861-7103
        T_Unoki@azuma-jpn.com アズマ 鵜木 まで

隣接、店舗には、各種縫製資材・副資材をご用意しております。
製図(定規、チャコ etc.)・裁断(文鎮 etc)・縫製準備・ミシンパーツ周り品(ボビンケース etc.)
仕上修正品(汚れ落とし溶剤)・梱包用品と
企画から縫製・納品までの用品をご覧ください。

第22回 「おすすめソーイング用品」

≪アズマ・メールマガジン 22号≫

今回は、縫製現場での実用品でクロバー株式会社のおすすめ品をご案内いたします。

先の JISAM大阪2016 でもクロバー社ブースへ多くの方が訪れ、
即売で盛り上がっていました。
そちらが次の商品になります。

1. アイロンの かけ面の汚れを落とす!

【 アイロンクリーナー <リキッド> 】

  接着芯貼りなどの作業で、
  かけ面には汚れを手入れします。

? アイロンを低温(110℃)に設定して使用します。

   軽い汚れであれば、かけ面を熱しなくても落とすことができます。

? ペン先を汚れの部分に当てて液を塗り、こすります。

? アイロンが冷めないうちに乾いた布で落ちた汚れをと液を取ります。

? アイロンが冷めたら、再び乾いた布で、から拭きします。

・コーティングされかけた面にも、金属のかけ面にも使用できます。
・クリーナー特有の嫌な臭いがありません。

洗浄液を塗りやすい ペン型

・細かい繊維のフェルトチップで、
 こすりながら汚れを落とします。
・広い面にも、ピンポイント(スチーム穴の周りなど)にも、塗りやすいペン先形状。
 適量を出すことができるので、汚れに合わせて効率よくお手入れができます。
・手軽に使えるので、日々のお手入れにも。

   ※アイロンの上記穴に入った場合、
    スチームを噴出させて液が汚れを取ってください。
    布に汚れがつかない事を再度確認ください。

—————————————————

【 アイロン定規 <ロング> 】

長い直線や曲線の折り返しに便利になりました!

・すそ上げや三つ折りなど、布の折り返しを手早く簡単にできる 
 「アイロン定規」のロングタイプです。
・従来品よりも、長い直線を折り返すことができる 25cmの”長辺”と
 スカートの裾などの曲線の折嘉永二便利な”カーブ辺”をつくりました。

   ※アイロン定規はアイロン用の耐熱素材で出来ています。
     220℃までは対応しています。





<アイロン定規の使い方>

折り上げたい幅のラインに布端を合わせます。
定規の端で布を折り、折り目にアイロンをあてて
ください。

—————————————-

【 らくらく針ひろい <伸縮タイプ> 】

強力な磁石が入った伸縮する針ひろいです。
60cmの長さまで伸びるので、
床に落ちた針も、らくらく拾い集められます。

◆ キャップの着脱によって磁力の強さを変えられます。


—————————————–

【 リスト マグネット ピンクッション 】

人気のマグネットピンクッションに”リストタイプ”が新登場!

磁力の力で針をしっかりと保持する、
マグネットタイプのピンクッション。
手首への付け外しがスピーディーにできる
リストバンドがついています。


————————————————-

【 クラフト ルーペ 】

手元が大きく見えて
細かい作業が楽になる メガネタイプの拡大ルーペ

● メガネの上からも掛けられます

● レンズのはね上げができます。
    一時的に他のものを見るときにも便利

● レンズは傷がつきにくいハードコート加工

● 軽量でソフトな質感のフレーム
    ポリアミド樹脂「TR-90」を使用
    1.6倍レンズ装着時:約30g
    2.0倍レンズ装着時:約34g

資料請求、商品照会はご担当弊社営業窓口、
本メールへの返信でご下命ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アズマ株式会社
縫製研究室
鵜木 隆嘉
Tel 03-3865-4861 Fax 03-3865-8743

第21回 「JIAM 2016 OSAKA 見学レポート」

≪アズマ・メールマガジン 21号≫

JIAM 2016OSAKA (国際アパレル&繊維産業見本市)が
去る 2016年 4月6日(水)〜9日(土)の4日間、
インテックス大阪にて開催されました。

今回のJIAMは、デジタル化、自動化が革命的に進化した
縫製業界の転換期と言われるほどのミシン、機器が展示されていました。

生地の段差を押さえ棒センサー感知し、送りピッチを大きくする、スピードを下げる。

生地・ミシン糸にあった最適なテンション値を記録し、同じ素材や、
他のミシンでそのデータと同じ調整を再現できる。

運針数、縫い目の長さのデータからミシン調整を変えることができます。

カメラ画像から刺繍データをつくることもできます。

ロボットアームの先にミシンヘッドがついて、ミシンがシートなどの形にあわせて
動く(縫って)います。今まではミシンが固定で生地を動かして縫っていたものの逆の動きです。

JIAMセミナー IoTや、industry 4.0 で講演されていましたが、
いろいろなデータを寄り合って組み立てれば、
今まで考えてもできなかったことが、あらたにできる可能性、発展できるものと
受け止めてきました。
ミシン糸をはじめ各種資材の持てる数値を出し合いながら、業界貢献に
つとめて参ります。

4日間合計で、約15,000名の方が来場されました。
多くの方が同じように感じられたかと思います。
  ※海外の方が予想より多く、正直びっくりしました。

JIAM主催者特別企画セミナーの”接着・溶着技術の活用を提案”の資材を
弊社で提供させて頂きました。
その接着資材をご紹介いたします。

【展示品】 
1.簡単スワロフスキー接着器
   『イージークリスタル』

   

使用方法【YouTube】

参考動画URL
https://www.youtube.com/embed/ibQXu0ta73w
https://www.youtube.com/embed/BpCsEqFSNHQ

2.布用接着剤
   『コニシ 裁ほう上手』


     
     バッグ製作 PV動画

参考サイトURL
http://www.bond.co.jp/bond/special/saihou/

3.両面接着テープ
   『バイリーン EF-15 』

    接着条件等詳細はこちらから
       ↓
    http://www.vilene.co.jp/kensaku/v00009.html

終日、海外を始め多くの方々がお立ち寄り頂き、
あらたな可能性を知っていただけたかと思います。

展示会終了後も海外向け含め、商談を頂いております。


前後いたしますが、
セミナー講師をあらためてご紹介させて頂きます。

4月7日(木)11:00〜12:00に行われた同セミナー講師でいらっしゃます
日本モデリスト協会 特任委員 稲荷田 征氏は、数々の功績を湛えられ
昨年11月に厚生労働大臣より「卓越した技能者(現代の名工)」として
表彰されました。

”現代の名工”が伝授する新しい服作り-接着・溶着技術の活用を提案-は、
ミシン糸を使用せずに子供でも簡単に衣服が作れること、
ミシンを使わないことによる製造方法の従来では考えられない可能性を
大会唯一の実演セミナーとして 240名の方が見入っておりました。

なお、補足させて頂きますが、
ミシン糸を使わない資材、加工方法を研究することにより、
弊社の主力商品であるミシン糸を別の角度からみることができます。
ミシン糸の研究開発もあわせてすすめておりますので、
キンバミシン糸を引き続きご愛顧くださいますようお願い申し上げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アズマ株式会社
生産課 物流課 縫製研究室
鵜木 隆嘉
Tel 03-3865-4861 Fax 03-3865-8743

アズマ東京本社店舗「新装開店」と縫製研究室移転のご案内

アズマ東京本社店舗「新装開店」と縫製研究室移転のご案内

貴社にはますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、この度、弊社東京本社店舗を新装開店、併せて縫製研究室を弊社3階から店舗隣接に移転いたしましたことご案内申し上げます。

【 東京本社店舗は縫製現場に合わせた品ぞろえ 】

ミシン糸を始めとして、縫製工程ごとの品揃え(製図、裁断用品、縫製準備品、ミシンまわり、アイロン、汚れ修正、梱包資材)、ファスナー、ゴム類などの付属品、服飾品を手に取ってご確認いただけます。
(一部取り寄せ品がございます)
ぜひ、新たなアズマ・リニューアル・ストアでご下命くださいますよう、
お願い申し上げます。

【 縫製研究室のオープンスペース化 】

ご自由にミシンで各種ミシン糸、ミシン針などで、縫製をお試しください。(無料)
パッカリング対応糸・ストレッチ対応糸、各種高機能糸、
ミシン針 地糸切れ、パッカリング対応、目飛び対応
縫いズレ防止針板、太番手糸対応ミシンアタッチメント等をご用意しております。

革新をし続けるキンバ製品の今を提供させていただき、
更なるお客様とのコネクションを創って参ります。

――縫製研究室では、実演講習会を予定――

話題のミシン機、アタッチメントなどの使い方や、副資材のQ&A・トレンド情報を
少人数のディスカッション形式で行います。
(スペースの関係上、10名様程度限度とさせて頂きます)
ぜひ、お気軽にお立ちよりくださいませ。お待ちいたしております。

【初回 実演講習会】  
内容  今トレンドのワークショップに最適なブラザー刺繍ミシン
    講師  有限会社小山ミシン 羽鳥氏
    日時  4月中旬予定
    場所  アズマ・縫製研究室 

第19回「汚れ落とし溶剤」

≪ アズマ? メール・マガジン 19号 ≫

労働安全衛生法の一部改正にともない、”汚れ落とし溶剤”の取扱いのご質問を
多く頂いております。

 ※労働安全衛生法 特定化学物質障害予防規則 改正日 平成26年11月1日施行

今回は 株式会社ケーアイの溶剤、機器を紹介いたします。

ケーアイは、クリーニング店で手におえない ウエディングドレスのメンテナンス
(裾の汚れ、くすみ、わきが臭い、黄ばみなどの除去、
本来の白さ、輝きを復元)
カシミヤ・ニット、和服、タキシードなどの汚れ除去に実績を持っています。

   

縫製工場様で注目されているのは、
超音波と溶剤のハイブリッド=しみ抜き機 「エコーザ」 です。

■ しみ抜き機機 「エコーザ」の特徴は、

  1. 超音波の作用でも汚れを落とすため、溶剤の消費量が 40%削減できます。

  2. デリケートな素材にも、ソフトな衝撃で安全、安心です。

        

■ しみ抜き専用溶剤には、 有機溶剤中毒予防規則 非該当溶剤の
   「ラローザ AK-35」 を使用。
    
       

  しみ抜き補助溶剤
   Rセット
    R1  油溶性  油性しみ抜き剤
                 ペンキ、口紅、油性インキなど
    R2  水溶性  蛋白系しみ抜き剤
                 血液、ミルク、泥はねなど
    R3  水溶性  タンニン系しみ抜き剤(弱酸性)
                 コーラ、酒類、香水など
    R4  水溶性  鉄錆・汗じみ・黄ばみ用

       
      
■ しみ抜きの台には バキューム台 が肝要です。
   タオルなどを敷いて、汚れ落とし剤をかけても、汚れが逃げていかず、
   素材に残ったままになります。
   汚れを吸い取るバキューム台

  ラローザ テクノ シャワー システム
  「しみぬきやさん RV−202型」

    袖馬吸引口とコンパクトなテーブルです。

     

まずはお試しください。

☆ デモ機を持参のうえ実演いたしますので、ご下命ください。
  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    弊社最寄りの営業所・担当者 または
    本メールで実演のご依頼ください。

溶剤: ラローザ AK-35 
  【物性】
   成 分: 炭化水素系混合溶剤
   沸  点: 115〜145℃
   溶解度: 水に難溶・有機溶剤に易溶
   比  重: 0.723
K B 値: 31.9
   酸化性: 無し
   可燃性: 有り
   外  観: 無色透明
   安定性: 通常の取扱条件では安定である。
   
   塩素は含みません

  ※ 出典 株式会社ケーアイ

■ スプレータイプ 汚れ落とし
            三和化成株式会社 製品

  『サンドライ ISO』

特長は、塩素系溶剤や有溶剤規制法、PRTR法に該当する溶剤を使用していない
環境対応型のしみ抜き剤です。
従来のしみ抜き剤はしみ・汚れの成分を分解するために
塩素系溶剤や芳香族溶剤規制対象の石油系溶剤等を使用していました。
「サンドライISO」はこれら全ての対象となる溶剤を使用せずに従来品と比べ
同等の効果を発揮します。
     
         
出典:三和化成株式会社
    http://www.sanwa-kasei.jp/products.html

引き続き、環境、法律を考慮し、効果のある 汚れ落とし を取材して
ご案内をさせていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アズマ株式会社
生産課 仕入課 物流課 縫製研究室
鵜木 隆嘉
Tel 03-3865-4861 Fax 03-3865-8743

第18回 「色」

≪ アズマ? メール・マガジン 18号 ≫

今回は、色をテーマにまとめてみました。
北の方では桜が例年より一週間早く咲き、散り、
(秋田・八幡平)では「春紅葉」から新緑と残雪のコントラストが見事な
ゴールデンウィークでした。
街角を見渡せば、コートから半袖と、かけあしで変わりました。
その変化を感じざるを得ない ” 色 ” について復習してみようと思います。

ミシン糸の機能の一つに ” 色 ” が備わっています。
時には目立つことなく、衣料製品や皮革製品を組み立てる部材として、
製品素材と同じ色目なって存在し、
時には、糸自体がデザインとなり、衣料・皮革製品を際立たせる装飾を
兼ねた部材として活用されています。

そのような中で、ステッチ糸に主な使用されている
ポリエステル・フィラメント50番手で10年間の色の推移を見てみました。
 
色の構成比をみていますと、
黒が手堅く3割を占めており、毎年堅調に推移しています。
白とオフホワイトで2割。オフホワイトには、色番号がついている白系を
含みました。
” 生地 ” 表示のものだけに絞ると5%ぐらいなのですが、アイボリー
(淡く黄色がかった 白色)を含みました。
ネイビーとダークグレーが拮抗しています。
2008 年からはネイビーが色では首位になって、
今年 2015 年はデニムの流行が見られてネイビーが動いています。

【色の構成比】

グレーというくくりを、ダークからライト系まで含むと、
15%〜20%を占め、ベージュも含めたものを ” ベーシック ” なものと
すれば、それで9割を占めてしまいます。

では、もっと大きな流れではどうでしょうか。
本年(2015年)1月に、日本流行色協会の大澤かほる様の講演を
拝聴いたしました。その中で、

色は、情熱、純粋、冷静 などといったイメージを喚起させます。
その時々の気持ち、年代・世相が映し出されているとも言われています。

【年代別 流行色】

19 50年代 戦争からの復興
  カラーの黎明
  色への関心の成長期

     単色志向
     パステルカラー、ビタミンカラー
     黒ブーム

 60年代 高度経済成長期
  カラー拡大期

    高彩色志向
    シャーベットトーン
    トリコロール

70年代 高度経済成長終焉
  自然色志向
  アパレル産業が主体

    ナチュラルカラー、アースカラー
    ブルー(ジーンズ)

 80年代 バブル期
   デザイナーズブランド
  
    モノトーン、ビビッドカラー
    黒がブーム「カラス族」

 自動車のボディーカラーで、 ” 白 ” が80%に。(スーパーホワイト)

 90年代 バブル崩壊
  保守志向 
  フレンチカジュアル 黒・グレー・白などベーシックな色使い
 
    紺(ブレザー)

20 00年代 低成長期
  白が新世紀を迎え、清新なイメージで人気。
  ファストファッションの台頭から多色化。
  
  ピンク男子が話題に

20 10年代 復興模索
  カラフル継続
  ベーシックカラー見直し
  紺が注目
  

白・黒・ビビットカラー:ブランド志向、自分を主張、
アースカラー     :環境に融合、心を穏やかに保ちたい
流行色は ” その時代の人々の気持ちを映す鏡 ” といえるようです。

   JAFCA 色の歴史サイト  ↓

http://www.jafca.org/colorhistory

もう5月も終わりです。新入社員も慣れてきたころであります。
ここで改めて、”色”の技術的な側面からみて、
基礎を復習し、問題の発生を防ぐようにいたします。

== 色の豆知識 ==================

◆  光源による色の差

【演色、条件等色】

屋内でみた洋服とステッチ糸が カーキ(茶色がかった黄色)だったのに、
屋外に出でみたらステッチ糸が オリーブ(濃緑色)になった
ということはありませんでしたでしょうか。

この現象を 「条件等色」(メタメリズム)と言います。
広義に「演色」を用いています。

「演色性」は ” 光源 ” を評価するときに、
北空昼光(自然光、D65)と、評価される光源(ライト)で物体を見比べて
差が小さければ、演色性が良い・高いライト。
差が大きければ、演色性が悪い・低いライト  と表現されます。
 演色性は数値化されており、 JIS 規格で検査方法、指数が定めれらています。

「メタメリズム」は、
同じ光源下で二つの試料が同じ色に見えて、
違う光源下で二つの試料に色差が出るものです。
染料の種類が異なっていると起こりやすくなります。

ブランドの違うミシン糸で(二種類の)、同じ色目を使う場合には、
昼白色蛍光灯と北窓自然光(D65)など二つ以上の光源で見比べる
ようにします。

◆  光源

光源によって色の見え方が違うことを述べました。

その ” 光源 ” にはどのような種類があるのでしょうか。

基準光源は 
北空昼光(北窓昼光とも言います)は、日の出3時間後から日の入り 3 時間前までの太陽光の直射を避けた北窓から天空光のことで、
CIE( 国際照明委員会)、 JIS( 日本工業規格)は標準の光として、D65を採用しました。
  他に標準の光が3つあります。

色温度
光の色を表すのに、 ” 色温度 ” で表現する方法があります。
色温度は単位をケルビン(絶対温度)を使用します。
    日常使っている摂氏で−287 ℃ が、絶対零度(0ケルビン)。

電球色 : 3,000K( ケルビン ) 赤み
蛍光灯
  白色 : 4,200K
  昼白色: 5,000K
  昼光色: 6,500K 青み
昼光色: 6,7000K 青み   [ 三波長 EX-D]

CIE,ISO の基準光源  D65 :  6503K

◆  色の数値化

ファッションを生業にしていますと、
色の再現 をしなければなりません。
再現するとき、基準となる色との差、この許容、修正が必要になってきます。
色が数値化されていると、表現も的確に伝えられることができて、
管理がしやすくなります。
色の数値化の実例を見てみます。

” 分光測色計 ” で数値化管理ができます。
   ↓
http://www.konicaminolta.jp/instruments/products/color/cm3600a/index.html

http://www.konicaminolta.jp/instruments/products/color/cr5/index.html

色彩管理ソフトウェア
http://www.konicaminolta.jp/instruments/products/color/cms100w/index.html
 

測色計を使用して、
染色工場で色を作り出すのが、 CCM(コンピューター・カラード・マッチング)です。

測色計のデータと人間の目で、若干のずれが生じるものがあります。
補正する計算も進化していますが、
まだ最後は、人間の目で確認しています。

数値化するのに測色計があれば簡単なのですが、
高価なことあって、設置場所(ハンディタイプもありますが)など考えずに、
もっと手軽な数値化をして、誤解がないように明確にする方法もあります。

PCCS表色系、マンセル表色系の色表シートを最初は参考にして、
色の方向などをみることができます。

http://www.konicaminolta.jp/instruments/knowledge/color/part1/07.html

【表色系】

数値化している ” 表色系 ” というものが各種あります。

◇  基本  色には色相、明度、彩度の3つの属性があります
   色相、彩度、明度を3次元(X軸、Y軸、Z軸)に分けて数値化しています。

1)  L*a*b* 表色系   ( 慣用表現 CIE Lab : シーラブ)

     二つの色差を デルタ E として表しています。
http://www.konicaminolta.jp/instruments/knowledge/color/part1/07.html

2) マンセル表色系

     いきなり CIE Labを言われても難しいものがありました。  
     コンピューター、測色計が無い時代に、数値化されたもので、
     このマンセル表色系があります。
       JIS 慣用句の数値化にも使用されており、
   参考書も多くでているため、デルタEの概念CIELab に応用しやすいです。    
    色立体模型
    http://www.sikiken.co.jp/product/cata0709.html

2) PCCS表色系
    マンセル表色系でも 特に ”彩度” のイメージがわかりにくいものがあります。

   表色系の学習の一歩としてわかりやすいのが、このPCCS表色系です。

   彩度、明度を併せて ” トーン ” として一つの複合的概念でまとめられています。
   色相とトーンの2次元で整理されています。

     色彩検定というのがあります。
     3級がPCCS
     2級がマンセル
     1級で L*a*b*が出題されます。 表色系難度の参考まで。

4)  CMYK 表色系

    色の三原色 シアン、マゼンタ、イエロー、黒 による数値化です。

少し深い話になってしまいました。
色差が問題になって修正したいときに、
赤みにしてほしい、濃度を上げてほしいと伝えたい時あります。
その時、赤みなのか、青みなのか、悩む場面で、
この表色系をお互いにみて理解していれば、誤認されることなく進むことができます。

以上

================================================

<<ジャスト・インフォメーション>>

◆ その1
エースクラウン・ハイパー ミシン糸に 『 ダウンの吹き出し防止効果 』が
確認されました。
今までどおりのコスト、在庫、調整で、ダウンの吹き出し量が
フィラメント糸の 1/4になります。(メーカー計測値)
  添付ファイル リーフレットを参照ください。

◆ その2
 キンバコア ミシン糸を使用した ジーンズの後加工スワッチ見本ができました。
 ストーンウォッシュ、ブリーチ加工など、
 ステッチ(キンバコア)とデニム地の 退色 の醍醐味をご覧いただけます。

弊社担当者がジーンズ加工ブックを持参いたしますので、
   ご下命ください。
   
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2級色彩コーディネーター    内閣府認定 公益社団法人
資格証番号  122016444    色彩検定協会  A ・ F ・ T
アズマ 縫製研究室 鵜木 隆嘉

=============================

出典、参照サイト

カラーサンプル .com
http://www.color-sample.com/site/policy/
http://iro-color.com/dictionary/reference/faq.html#mail
   

日本流行色協会
http://www.jafca.org/privacypolicy/

色の歴史 日本流行色協会
http://www.jafca.org/colorhistory/

染色・CCM(コンピューター・カラード・マッチング)
http://www.kurabo.co.jp/el/ac/acnf2_01.html

色空間
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E7%A9%BA%E9%96%93

日本色研事業?
http://www.sikiken.co.jp/about01.html
http://www.sikiken.co.jp/product/cata0501.html

DIC カラー社  NCS( スウェーデン)カラー・オーダー・システム
http://www.dic-color.com/knowledge/081114.html

東京新聞 2015/4/26  世界と日本 No.1196 JFAFCA 出典・参考