第40回 第一部 館山総合高校 ジャケット作成からファッションショー (次代の担い手を取材)

≪ASC(アズマ ソーイング ラボ コネクション) メールマガジン 第40号≫ (第一部)

今回は、千葉県・館山市にある千葉県立館山総合高校(以下 館総)のジャケット作成実習の現場を取材して参りました。
館総さんは、千葉県館山市にあるSPH指定高校です。
(SPHはスーパー・プロフェッショナル・ハイスクールの略で、専門高校において、大学・研究機関・企業等との連携強化等により、高度な知識・技能を身に付け、社会の第一線で活躍できる専門的職業人を育成することを目的として、文部科学省が指定しています。)

同校が厚生労働省ものづくりマイスター制度(人材育成支援事業)を活用し、”現代の名工” 稲荷田征BFGU名誉教授が実技指導を行いました。
人手・人材不足と言われている中で、未来を担う若人は、どのようにしてジャケットを作り上げていくのでしょうか?

写真)2019年6月6日に稲荷田先生の指導がキックオフ
全10回のジャケット制作が始まりました。
内房スバルソーイング 野村さんも指導お手伝いをします。

家庭用ミシンを使用していますが、ミシン糸は工業用(3000m/cone)を使用しています。家庭用ミシンには工業用ミシン糸は立てられませんので、床に糸を置いて、使用しています。

 

 

”クセトリ”をアイロンで行っている見本動作です。
”クセトリ”は、平面の生地を立体にするためのワザです。
”現代の名工”が講演のときに、プロの縫製技能者が、「おーっつ!」とうなって感心する技術をこの若人たちが行えたことは、すごいことだと思います。

 

 

 

玉縁ポケット口もしっかり作っています。

 

 

 

 

どんどん縫い上がってきてます。

 

 

 

 

ついにほぼ完成しました。あとはボタン付けだけです。

 

稲荷田先生から、卒業して社会人になる生徒さんへ心構えと、完成した喜びを伝えています。
この時、よくできたなぁと ジーンと くるものがありました。
本当にみんな良い顔してました。

 

完成記念撮影に参加させてもらいました。

 

同校卒業生が勤めている縫製工場「内房スバルソーイング」さんから、野村さんも指導をしています。野村さんの2級婦人子供服製造技能士の資格を取得していることは、技術者としてのプライドを公が保証しているもの、自信をもって活躍できる職種であることを物語っています。

 

2019年 11月16日(土) 館総ガールズコレクション (館総祭)で発表です。

  

 

 

 

 

 

 

生徒さんが作ったジャケットを生徒さんがランウェイしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人手不足と言われていますが、私たち業界が”魅力的”な姿をみせれば、こんな新しい仲間たちといっしょに未来を創造できると思えたことは、いい経験をつませて頂きました。これを多くの縫製工場さんへ伝え、いっしょに何かできないか、やっていこうと思います。

瀬戸先生はじめ担当先生方ありがとうございました。
生徒のみなさんお疲れ様でした。夢をありがとうございました。

厚生労働省のものづくりマイスター制度(人材育成支援事業)の詳細は、こちらのサイトを参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/monozukuri_master/index.html

 

番外編

テレビドラマのロケを同校でやりました。

 

 

 

 

 


文化祭のなかでお茶を頂きました。
文化祭に限らず、普段の日々で、私が教室にいく途中、廊下ですれ違う生徒さんがあいさつをしてくれます。あたりまえのことかもしれませんが、自然にそれがでている風土に感心します。

 


知る人ぞ知る人気店です。このバイパス店の近くに館総さんはあります。毎回おいしパンを食べました。

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